「今回も内子を通る」と云ったら、
車遍路にもかかわらず是非会いたいとおっしゃられる。

電話では１４時頃に十夜ｹ橋の番外-永徳寺に着くだろうと電話しておいたのですが、
出石寺にお参りしてゆっくり昼食をとったのが１２時過ぎ、
食事を食べ終わって東遍路のお宅へ３０分ほど早くなる旨を連絡したら、奥様が！
「もう-いそいそと永徳寺へ出かけた」と云う返事が返ってくる。
キャーである。

大急ぎで永徳寺に向かう。　
途中、カーナビが最短コースの迷い道を案内するので多少時間がかかったが１３:３０には十夜ｹ橋に着く。
そこには心配そうに待ってくださっている東遍路をすぐ見つけることが出来る。

昼御飯・美味しい煎茶・いっぱいお菓子を用意して待って下さっていた。
心づくしと久方ぶりにお会いした懐かしさとあいまって涙の出るほどこの接待がうれしい。

我が家に来ていただいた時には、
運転手をされていた同僚の遍路様は、すでに亡くなられたと云う。

５年ほど前は、あれほど元気で夜を忘れて酒を酌み交わした東遍路様でしたが、
時の流れには抗しきれず酒も飲めなくなったと話される。
元気なお顔を拝見できればうれしいのに、なんだか小さくなられたように見えて痛々しい。

それでも１時間ほど歓談して、永徳寺の本堂に上がらせていただいて般若心経を奉納する。

是非とも、元の元気な身体に復帰してもらいたいものだ。
マーお嬢様はドクターだから最善の治療を受けておられるに違いないので、復帰も時間の問題だと思う。

でも、近々東遍路のお宅を訪れて積もる話をしたいと思う。
・・・おなじEA遍路仲間ですから・・・。